無料提供のホスティング(レンタルサーバ)HelioHost(ヒリオホスト)についてまとめています。

2021年7月15日、コントロールパネル操作ができなくなるトラブルが発生しました。
2021年8月23日より Tommy サーバではベータテストがはじまりましたが、
それからしばらく進捗がありませんでした。かなり改修作業が必要でした。
2021年12月4日、ようやく移行準備が整ったようです。
2022年5月10日、Tommy を使用しているサイト運営者が Plesk 環境へ移行しました。

なお、共用サーバの影響を受けない VPS は申し込み可能です。

🎈 HelioHost | 🎈 BALLOON | FU-SEN
🎈 HelioHost VPS | 🎈 BALLOON | FU-SEN
 - English information


目次


公式サイト


関連サイト


一部参照できない Web サイトが発生しています。

 cPanel の停止 により SSL 証明書 AutoSSL の自動更新も停止しています。
これにより、https: で参照する Web サイトは証明書の期限切れで
2021年9月~10月で参照できなくなりました。http: は参照可能です。
cPanel 側で Force SSL を設定していた場合は対応困難となります。

主に サブドメイン.heliohost.org および サブドメイン.heliohost.us が対象ですが、
HelioHost の共用サーバで独自ドメインを運用し続けていた場合はこれも対象です。
ただし独自ドメインは他のサーバ・Web サービスへ移して問題を回避できます。

Plesk インストール後はこの問題は解決できる事を期待できるので、
この問題の発生は一時的になります。

 HelioHost VPS は影響ありません。問題なく表示できます。


cPanel へのログインができなくなり、Plesk へ切り替えられています

日本時間 7月15日早朝より、cPanel へログインしようとした時に、
Cannot read license file というエラー表示がでるようになっています。
これは共用サーバを使用している全ユーザーが対象です。

 So Long and Thanks for all the Fish | HelioNet

cPanel が急にライセンスを取り消し、
高額なライセンス請求をしてきたとの公式発表がありました。
ライセンスの範囲を超える使用者に至っていたと判断されます。
基本無料で提供を行ってきたサービスなので、支払いは困難な状況でした。

 New Partnership with Plesk | HelioNet

その後のコントロールパネルをいくつか検討した結果、
Plesk と契約し、切り替える事を決定しています。
切り替えに日数を要しますが、問題の解決が可能な道筋ができました。
しかし、しばらくはコントロールパネルが使えない状況がしばらく発生します。
メールは構築作業が完了するまで使用できない状態になっています。
また、Plesk 構築に日数を要しているため、SSL 証明書の期限を過ぎてしまい、
(cPanel 停止により、SSL 証明書の更新も停止しているため)
https: で参照できない Web サイトも発生してきています。

なお、当初一時的に参照ができなくなる予定でしたが、
これは実際に作業した結果、発生しない予定となりました。

2021年8月23日より Tommy でベータテスターがはじまっています。
まだ Plesk の細かい調整が必要と思われ、完全に再開できるのは日数を要するでしょう。


Plesk への変更スケジュール

Tommy → Ricky → Johnny の順で作業が実施されます。
Plesk は Windows Server でも動作するので、Lily も実装されますが、
担当のルート管理者が異なるため、別に対応となります。

日本時間 2022年5月10日 現在、次の状況です。

 HelioHost #support 内 | Discord

現在ここにある画像より 2 および 10 の段階です。

以下、リンクは HelioNet フォーラム内です。

  • Tommy -  寄付利用者を移行中
    移行プロセスが正常に動作した後、まず寄付者を優先的に Plesk へ移動し、
    最終的に全アカウントを Plesk へ移動させ、Tommy の作業を完了となります。
    Tommy が完了した段階でサインアップが再開されます。
    2022年5月現在、100 アカウントが移行を完了しています。
  • Ricky -  バックアップ完了
    Tommy の寄付者移行が完了しだところで、Plesk インストール作業を開始し、
    全アカウントを Plesk へ移動させます。
  • Johnny -  全アカウント移行中
    Johnny cPanel サーバの多数のアカウントででハッキング被害があったため、
    サーバを停止して、全アカウントを Plesk サーバへ移行する作業中です。
  • Lily - 進捗情報なし
    Lily のサーバ管理者は別の方です。別途スケジュール設定されますが、
    Lily にも Plesk がインストールされます。
    (Plesk は Windows Server にもインストール可能です)
    その後はサインアップで Lily を選択できるようになるようです。

 HH#490579 内コメント | HelioNet

こちらのコメントより、Tommy を使用している場合が、
次の寄付金に応じて高額順に Plesk 移行となります。

上位寄付金参考
10$110最高寄付者 $300 未満
50$32VPS 最低 6 ヶ月× 2 $43.20
100$24VPS 最低 6 ヶ月払い $21.60
300$5VPS 最低スペック $4
650$1最低寄付金 $1

$1 が最低寄付金なので、それ以降は寄付をしていない人になります。
数千アカウント存在するようです。

当初は完全に使用できない状態が一時的に発生する予定でしたが、
実際に作業を進めた結果、ダウンする状況は発生せず
Plesk を構築できる予定であるとサーバ担当の管理者より情報をいただいています。

7月19日以降、順次 HelioHost からメールが送られました。
このメールにバックアップデータをダウンロードできるリンクが含まれています。
HelioNet フォーラムはアカウントが分離しているため、ログインして使用可能です。

HelioHost では安定動作させる一時的な対策として  VPS を
Plesk インストールが完了するまでの短期間で使用する事をおすすめしています。
もちろん他のサーバへ一時的に移す事もできます。

 Plesk ETA | HelioHost

2021年12月4日より、アカウント別に
Plesk 移行の順位が表示できるようになりました。
もし寄付(Tommy 移行や VPS 契約の寄付を含みます)をしているのに、
その金額が反映していない場合は連絡が必要です。
通常 PayPal などを使用して支払いを行った時、
そのメールアドレスが HelioHost と異なるアドレスになっている場合が該当します。


登録

上記トラブルのため、2021年7月15日 より
共用サーバの新規サーバ無料受付が停止されています。\

Tommy サーバが Plesk インストールを完了し、使用ユーザーを移動できたところで
サインアップは再開される予定です。(寄付・無料共に)
ただし Tommy への無料登録はかなり困難です。

__

Plesk の使用

Plesk への移行準備ができるとメールが届きます。
メールから申請をする事でサーバが移行されます。
ここでは Tommy の Plesk サーバについて記載しています。

Plesk のログインは https://tommy2.heliohost.org/ です。
現在まだ HelioHost トップページからのログインができないため、
直接 URL を入力してログインする必要があります。

cPanel に比べて制限があります。

  • SSL 証明書は Let’s Encrypt を採用。
    2022年5月 ●●●.heliohost.us にレート制限が発生していて対応中です。
  • ドメインの追加は Plesk 上から行えない(一時的な可能性あり)
    HelioNet で依頼する必要があります。 Root Admin が対応します。
    cPanel で設定していた場合は、Plesk へ全ドメインが移行されます。
  • ネームサーバの設定は反映されない(一時的な可能性あり)

SFTP・FTPS・FTP は次のとおりです。
cPanel と異なり、SFTP 以外に FTPS・FTP も使用できます。
通常は SFTP を推奨します。

  • プロトコル: SFTP・FTPS・FTP
  • サーバ名: tommy2.heliohost.org
  • ポート番号: 1373(SFTP・tommy と異なります)、21(FTPS・FTP)
  • ユーザー名・パスワード: cPanel 共通

Johnny サーバも詳細が分かり次第追記します。
おそらくサーバ名 johnny2.heliohost.org の変更で
接続できるでしょう。


ファイルのバックアップ・更新 (cPanel)

 Uploading Files | HelioHost Wiki

cPanel は使用できませんが、SFTP および WebDAV を用いた方法は使用できます。

SFTP を用いるのが一手段です。FileZilla などを使用できます。
FTP・FTPS は使用できませんので、SFTP に対応していない FFFTP は使用できません。
例えば FileZilla が理想的でしょう。

  • プロトコル: SFTP(FTPS ではありません)
  • サーバ名: tommy.heliohost.org・ricky.heliohost.org
  • ポート番号: tommy は 1342、ricky・johnny は 1373
    tommy を移転経験なく新規使用する場合は 1373 でも接続できます。
  • ユーザー名・パスワード: cPanel 共通

WebDAV を使用する事もできます。Wiki には WebDisk と記載されています。
http://ドメイン:2077/ または https://ドメイン:2078/ で
cPanel のユーザー名・パスワードを入力する事でログイン可能です。
Windows ではエクスプローラのネットワークで追加し、使用できます。

なお、この方法でファイルの更新はでき、Web 参照そのものもできるため、
すぐに他のサーバへ引っ越しをしなければいけない状況ではありません。
独自ドメインで何か設定が変更な状況であれば、引っ越しを検討する必要があります。
HelioHost はドメインそのものの管理をしていなかったので、
他のサーバへ移す作業は可能です。


データベースのバックアップ (cPanel)

cPanel はアクセスできませんが、データベースそのものは影響がありません。
例えば SFTP などでデータベースをアクセスできるツールをアップロードし操作したり、
パソコンから接続してのバックアップ動作も可能です。

例えば phpMyAdmin に慣れていた場合、phpMyAdmin は公式サイトからダウンロードし、
これをアップロードして使用する事が可能です。


VPS

 VPS | HelioHost

なんと HelioHost は VPS も安く提供しています。

2021年12月より、最低構成は次となっています。

  • メモリ 1GB
  • 仮装 CPU 2 コア
  • ストレージ 50GB
  • 帯域幅 無制限
  • IP アドレス: IPv4・IPv6 一つ付与

この構成で月 US$4 です。6 ヶ月払いで US$21.60 と更に安くなります。
更に高スペック構成も選択できます。支払いは PayPal になります。
共用サーバ同様、サーバの設置場所はアメリカである事にご注意下さい。
VPS 向けのコントロールパネルはないので、例えば手動で再起動が必要になった時は
フォーラム HelioNet で^英語投稿による依頼が必要になります。

VPS は専用サーバと同じで、サーバのインストールから自分で行う必要があります。
その代わりに共用サーバで不可能な構成も自分好みにカスタマイズできる特徴もあります。

OS を選択したい場合は Custom を選択して下さい。
ただし Windows Server は期限がある評価版です。

IP アドレス IPv4・IPv6 の他、
ホスト名として vps●●.heliohost.us も割り当てされます。
独自ドメインを使用する場合、このホスト名を
ネームサーバの 🎈 ALIAS・ANAME または CNAME レコード で指定すると便利です。

現在 🎈 ネームサーバ は外部サービスの使用がおすすめです。
独自ドメインを管理しているところのネームサーバを使用するのも良いでしょう。
VPS でネームサーバを運用する場合、通常はスレープとしてもう 1 台必要です。
cPanel が使えなくなっているため、Plesk が機能するまでは
共用サーバからのネームサーバ操作ができません。

更新する場合は期限切れ直前で通知が届きます。
新規申し込み同様に申し込み、PayPal などを用いて寄付を行います。
この段階でプランを変更する事ができます。
この場合は合わせて HelioNet フォーラムでその旨連絡を入れて下さい。
ストレージサイズを変更する場合はバックアップが推奨されます。
バックアップ後に連絡する事でサイズ変更が実施されます。

なお、HelioHost のスタッフ(Root Admin および Moderator)は
最低スペックの VPS($4 価格構成)を無料使用できるそうです。
(スペック追加は通常の有料契約)
事実上スタッフ作業の報酬が物品提供されている事になります。


Q&A

サーバはどこに設置されていますか?

 VPS: Is VPS installed only in the US? | HelioNet

具体的に Hurricane Electric のデータセンターを使用しているとの事です。
ここでは VPS で質問していますが、共有サーバでも同じデータセンターです。

 Hurricane Electric
 Hurricane Electric | Wikipedia (英語)

Hurricane Electric = he.net です。
無料提供されている IPv6 トンネル や 🎈 ネームサーバ を使用している人もいるかと思います。

 Blank page on VPS purchase 内コメント | HelioNet

データセンターは アメリカ カリフォルニア州 シリコンバレー 所在との事で、
アメリカでも西寄りです。
したがって日本からのレスポンスはアメリカの中でも比較的はやい場所になります。

新サーバが提供される予定はどうなりましたか?

Tommy の負荷が高い状態は Plesk 導入後も変わらないと思われ、
Plesk 導入後に構築される事が予測されます。

すでにある程度詳細な情報が得られていて、新サーバ名は Morty、
あえて有料サービスの月 $1 で予定されていて、
主に Tommy から移転する利用者を見込んでいます。
これにより Tommy の負荷を少なくし、より安定した動作が期待されています。

公式サポートは英語必須ですか?

 International Countries | HelioHost Wiki

はい。HelioNet フォーラム・メールサポートは素早く対応できるように英語必須です。

とはいっても、世界中から使用者がいるため、主言語が英語でない人が多く居ます。
そのため、おかしい英語であっても、それに慣れているので心配しないで下さい。
実際ページ運営者は Google 翻訳を用いて投稿しますが、
HelioHost・HelioNet の管理者・モデレータはそれに気づいて、補足説明してくれたりします。

Discord も基本英語ですが、話題的に他の言語が混じっても問題ないようです。
日本語に興味があるモデレータが居て、自分が入ってからよくやりとりしています。
アジアに居るモデレータも居て、日本とほぼ同じ時間帯で対応しているので、
いざという時はすぐにサポート・対処してくれます。
なお、ページ運営者は Discord で 2021年8月 より Helper 属性が付いています。

スタッフの種類と意味を教えて下さい。

スタッフは root administrator(root admin)と moderator がいます。
共通している事として、元々は一般ユーザーからスタッフへ昇格していて、
ある程度の IT 知識があります。

root administrator は実際にサーバを構築し、管理している人です。
ページ管理者は 3 人知っていますが、実際に活動しているのは 2 人です。
もう一人は HelioNet・HelioHost の創設者です。

moderator は HelioHost のある程度の権限を与えられていますが、完全ではなく、
必要に応じて root admin への転送を行います。
この moderator には Discord の bot を制作している人や
データセンターで物理サーバメンテナンスを行える人がいます。
ちなみにアシア地域の moderator が数名現役で活動しています。

それ以外に Discord では helper という属性がありますが、
これは HelioHost について知識がありサポート可能な一般ユーザーです。
なぜかこの helper にページ管理者が 2021年8月 から加わってしまっています。
他に 3 人居るそうですが、活動を見た事がありません。