さくらのレンタルサーバ・さくらのメールボックス

さくらのレンタルサーバ・さくらのメールボックス についてまとめています。

運営者は さくらのレンタルサーバ ライト で使用しています。
そのため、特筆がなければ さくらのレンタルサーバ 全プラン共通の内容です。
メール関連は さくらのメールボックス でも設定・使用できます。


特徴

全共通で次の特徴があります

  • 最低プランでも独自ドメイン・サブドメインを 20 ドメインまで設定できます。
  • 電話・メール・チャットのサポートに対応しています。

さくらのメールボックスは次の特徴があります。

  • 年 1048 円(÷ 12 ヶ月 ≒ 月 87 円)で独自ドメインのメール運用ができます。

さくらのレンタルサーバは全プラン共通として次の特徴があります。

  • 最低年 1571 円(÷ 12 ヶ月 ≒ 月 131 円)で Web・メール が運用できます。
  • PHP に対応し、共用サーバとしては最新バージョンの対応がはやいです。
  • FTPS に対応し、ファイル転送が暗号化されます。
  • Let’s Encrypt が発行され、独自ドメインでも SSL を有効にできます。

プランがスタンダート(月 524 円)以上だと MySQL・SSH・SFTP に対応し、
更に使用範囲が広がります。


公式・関連サイト


さくらのサブドメイン

さくらのサブドメイン | さくらのレンタルサーバ

さくらのレンタルサーバでは初期ドメイン ●●●.sakura.ne.jp
独自ドメイン以外に、多くのサブドメインを選択できます。
1 契約につき 2 つまでのサブドメインを使用できます。

SSL も使用できます。(共通で発行された証明書が採用されます)
Cookie を使用する場合、ドメイン間でのセキュリティにご注意下さい。


ネームサーバ

さくらのレンタルサーバ・さくらのメールボックスでは、
独自ドメインを設定する場合、ネームサーバとして次を設定するように記載されています。

ネームサーバ
ns1.dns.ne.jp
ns2.dns.ne.jp

サブドメインでこれを設定する場合は NS レコードで設定します。

サブドメイン 種類
対象サブドメイン名 NS ns1.dns.ne.jp.
対象サブドメイン名 NS ns2.dns.ne.jp.

この場合、対象ドメインをまるごと
さくらのレンタルサーバ・さくらのメールボックスで運用する事になりますが、
ネームサーバをレコードで設定する事で使用範囲を設定できます。
さくらのドメイン で登録していない場合は、
外部のネームサーバサービスを使用する事が可能です。

🎈 ネームサーバサービス・アプリケーション - ネームサーバ | ふうせん🎈 Fu-sen.

ホスト名 www●●●.sakura.ne.jp と IP アドレス は
コントロールパネル より サーバ情報 - サーバ情報 で参照できます。

メールのみを使用する

Web は他サービスを使用し、メールのみ使用したい場合の設定です。

サブドメイン 種類 優先度
対象ドメイン名 MX 10 www●●●.sakura.ne.jp.
対象ドメイン名 TXT ※ “v=spf1 mx ~all” または “v=spf1 a:www●●●.sakura.ne.jp ~all”

※ SPF レコードが設定可能であれば、SPF で同じ内容を入れて下さい。
※ TXT・SPF レコードは必要に応じて設定を追記して下さい。

ネームサーバサービスによって、
TXT・SPF レコードで設定する値の "~" 囲みが不要です。

さくらのレンタルサーバでは MX レコードの値を ドメイン名. で設定していますが、
Web(A・AAAA または CNAME)を他サービスで使用している場合、
その他サービスのサーバで返してしまいますので、直接サーバ名を設定します。

メールを使用しない

メールを使用しない場合は、あえて明示して無駄なメールの送受を防ぐ事ができます。

サブドメイン 種類
対象ドメイン名 TXT ※ “v=spf1 -all”

※ SPF レコードが設定可能であれば、SPF で同じ内容を入れて下さい。

ネームサーバサービスによって、値の "~" 囲みが不要です。

Web を使用する

サブドメインは外部サービスを使用したい場合に有効です。

サブドメイン 種類
対象ドメイン名 CNAME www●●●.sakura.ne.jp.

サブドメインなしの場合、ALIAS・ANAME でも可能です。

または IP アドレスを直接指定します。

サブドメイン 種類
対象ドメイン名 A IPアドレス IPv4
対象ドメイン名 AAAA ※ IPアドレス IPv6

※ IPv6 を有効にする場合は記載します。省略可能です。

www も付加するように設定している場合、これも設定して下さい。

🎈 Let’s Encrypt は発行・更新時にドメイン認証としてサーバを参照します。
さくらのレンタルサーバでは発行段階で
ネームサーバがさくらのレンタルサーバを参照しているかを確認します。

さくらのレンタルサーバでは A(または AAAA)レコードで設定してありますが、
CNAME でも Let’s Encrypt を含めて正常に動作する事を運営者が確認しています。


FTP

さくらのレンタルサーバは全プランで FTPS が使えます。
スタンダート以上だと sftp も使用可能です。
(sftp は ssh を使用するため、ssh ログインが可能なプランに同じです)
FTPS・sftp で暗号化されるため、安全にファイル転送できます。

Git FTP

git-ftp/git-ftp | GitHub

Git を使用している場合、Git FTP で同期が可能です。
ftpes: で設定して下さい。 ftps: では接続できません。

Git で管理している対象フォルダ(ディレクトリ)で次を設定します。

git config git-ftp.url "ftpes://●●●.sakura.ne.jp/www/設定フォルダ・ディレクトリ/"
git config git-ftp.user "●●●"
git config git-ftp.password "●●●●●●"
git init

その後は git ftp push で同期します。
変更に応じてアップロード・削除が行われます。


.htaccess

さくらのレンタルサーバは Web サーバに Apache を採用しているので、
.htaccess を使用する事ができます。Rewrite も有効です。

通常 RewriteEngine On.htaccess 内で Rewrite 関連の記載を行う先頭に
1 行記載されていれば良いです。ただし複数行記載があってもエラーにはなりません。

.htaccess の設定は下層フォルダ(ディレクトリ)に .htaccess がない場合
その下層でも有効になります。 これは Rewrite でも有効です。
これで Server Error など、問題が発生する場合は、
下層に .htaccess を生成し、関連する設定を上書きします。
上層の Rewrite 動作をなくす場合、 RewriteEngine Off が有効です。

RewriteCond は正規表現です。 . は任意の 1 文字となります。
そのため . そのものの表記は \.\ は 半角¥ または 半角\)とすべきですが、
悪影響がないと思われる表記では、あえて . のままにしてあります。

●●●.sakura.ne.jp 専用フォルダ・ディレクトリを設定する

初期ドメイン ●●●.sakura.ne.jp 専用のフォルダ(ディレクトリ)を www/ 下に設けます。
各ドメインのフォルダ(ディレクトリ)が下層になくなるため、
FTP のミラーリングアップロードやデプロイ動作が容易になります。
まともに ●●●.sakura.ne.jp も使用したい場合におすすめです。

www/.htaccess に次の内容を入れます。
www/●●●.sakura.ne.jp フォルダで参照できます。
www を追加した www.●●●.sakura.ne.jp を有効にしている場合、これも対象です。

RewriteEngine On

RewriteCond %{HTTP_HOST} ●●●.sakura.ne.jp
RewriteRule ^(.*)$ /●●●.sakura.ne.jp/$1 [L]

RewriteCond は部分一致なので、更に省略できます。

RewriteEngine On

RewriteCond %{HTTP_HOST} sakura.ne.jp
RewriteRule ^(.*)$ /●●●.sakura.ne.jp/$1 [L]

これを設定しても ●●●.sakura.ne.jp/cms/ を参照した場合、
www/●●●.sakura.ne.jp/cms/.htaccess よりも www/cms/.htaccess が優先されます。
ドメイン名 でフォルダ・ディレクトリを作成している場合は特に問題となりませんが、
複数のドメイン名で使われているフォルダ・ディレクトリ名を www/ 直下で使用している場合は
意図しない参照をする恐れがあり、注意を要します。

●●●.sakura.ne.jp 参照時に Not Found を返す

上記の問題より、独自ドメイン別にフォルダ(ディレクトリ)を生成している場合
少なくても ●●●.sakura.ne.jp ではフォルダを指定しての参照も可能です。
そこで ●●●.sakura.ne.jp での参照では Not Found を返すようにできます。

独自ドメインを割り当てているフォルダ(ディレクトリ)の .htaccess に 次を加えます。

RewriteEngine On

RewriteCond %{HTTP_HOST} sakura.ne.jp
RewriteRule .* - [R=404,L]

www/.htaccess に入れて、
●●●.sakura.ne.jp の参照は完全に Not Found で返す事もできます。

常時 SSL を有効にする

http: で参照した時に https: へ転送します。
対象ドメインのルートに次の .htaccess を入れます。

RewriteEngine On

RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule .* https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]

www ありの参照を www なしへ転送する

www.example.net で参照した時に example.net へ転送します。
対象ドメインのルートに次の .htaccess を入れます。

RewriteEngine On

RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www.example.net
RewriteRule ^(.*)$ https://example.net/$1 [R=301,L]

RewriteCond は先頭が www. の場合で判断するようにする事もできます。

RewriteEngine On

RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.
RewriteRule ^(.*)$ https://example.net/$1 [R=301,L]

www なしの参照を www ありへ転送する

example.net で参照した時に www.example.net へ転送します。
対象ドメインのルートに次の .htaccess を入れます。

RewriteEngine On

RewriteCond %{HTTP_HOST} ^example.net
RewriteRule ^(.*)$ https://www.example.net/$1 [R=301,L]

RewriteCond の条件は先頭が www. でない場合とする事もできます。

RewriteEngine On

RewriteCond %{HTTP_HOST} !^www\.
RewriteRule ^(.*)$ https://www.example.net/$1 [R=301,L]

必ず index.php を処理する

index.php を必ず実行して処理するようにします。
Node.js や Go など、プログラミング言語で起動したサーバに近い処理ができます。

RewriteEngine on

RewriteRule .* /index.php [L]

該当するファイル・ディレクトリがない場合は index.php を処理する

上の条件に加えて RewriteCond で条件を加えます。

RewriteEngine On

RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule .* /index.php [L]

いくつかの CMS などで採用されている記載ですが、
下層フォルダ(ディレクトリ)の考慮で適用場所を RewriteBase で入れた上で
RewriteRule . index.php [L] としているケースが多いようです。

Not Found を任意の表示にする

404.html を表示する場合は次にします。

ErrorDocument 404 /404.html

SSI を有効にしている場合 404.shtml にして SSI も使用できます。

404.php はこの方法で使用できません。(そのまま出力され、PHP は経由されません)
該当するファイル・ディレクトリがない場合は index.php を処理する の方法で
index.php で処理するか、(🎈 Caddy v2 ・ 🎈 PHP ビルトイン Web サーバー に共通)
404.php に変更します。


SSI

さくらのレンタルサーバは現在も SSI を使用できます。
簡単な動作は拡張子を .shtml にします。
SSI は Apache で処理が完結するため、PHP よりも高速動作を期待できます。

Apache 2.4 系が採用されています。
Apache 2.4 で SSI の一部構文が変わりました。

古い Apache の SSI を採用している場合、
.htaccess に次を含める事で、古い構文の SSI を処理できます。

SSILegacyExprParser on

Q&A

支払いにデビットカードは使用できますか?

運営者は ジャパンネット銀行 の VISA デビット で支払っています。
クレジットカード決済日に口座引き落としとなる事を確認できています。

独自ドメインはどの種類でも設定できますか?

独自ドメインの種類は制限ありません。

独自ドメインが他社サービスを使用している場合でも、
レコードが設定できる場合は、サブドメインで設定できます。

EU.org も設定できますか?

EU.org
🎈 EU.org | ふうせん🎈 Fu-sen.

EU.org も設定できる事を確認しています。登録前から追加可能です。
運営者は登録されるまで一時的に追加している事が多いです。

ネームサーバのレコードは設定できますか?

さくらのレンタルサーバ・さくらのメールボックスでは提供されていませんので、
外部のネームサーバサービスを使用する必要があります。

🎈 ネームサーバサービス・アプリケーション - ネームサーバ | ふうせん🎈 Fu-sen.

さくらのドメイン でレコード設定が提供されています。

Web メールは使用できますか?

コントロールパネルからログインできます。
もちろん Gmail や Yahoo! メールで設定し、メール送受も可能です。

Gmail については無料の Gmail でよく、G Suite を選択する必要はありません。
G Suite よりも安値で独自ドメインのメール運用が可能です。

さくらのレンタルサーバ ライト で SQL は使用できますか?

MySQL はスタンダードプラン以上になっていますが、
SQLite はライトプランでも使用可能です。

FTP・メール送信に問題があります。

【新コントロールパネル】国外IPアドレスフィルタ | アクセス制限

日本に限らないグローバルで提供されているサービスから使用する場合、
海外からの接続となり、国外IPアドレスフィルタ でブロックされます。
国外IPアドレスフィルタ を無効にして試してみて下さい。

Gmail は対象外にしているようで、有効にしていてもメール送信できます。